はてなブログに引越して最初の記事がこのざまだよ

先日の、twitterでのつぶやきが結構な反響をいただいたので、引っ越したばっかりのはてなブログの引用機能を使って、貼り付けてみる。

このツイートで言いたいことはこれ以上でもこれ以下でもないので、誤解したいやつは誤解すればいいとも思うけど、俺、べつに中小企業や中小企業に勤めている人を馬鹿にしたいわけじゃないからね。

そりゃ、大企業で、勤めてる人がすんごくたくさんいるのに、みーんなおんなじ仕事してる会社ってのも、あるにはあるだろうさ。でも、中小企業に勤めている人は大企業よりも少ないわけで、そしたら仕事の数と量が少なくて、そのおまけに種類も少なくなっちゃうのが、普通でしょうよ、という前提にはまあ、立っちゃってる。

でも、仕事の数と量と種類が少ないからといって、その会社がダメなわけないじゃん。むしろ少人数で進めたほうがいいビジネスもいろいろあると思うよ。そうじゃなくてさ。

人生ってのはそれなりに長いんだから、今までちゃんとできてた仕事を、ある日突然できなくなっちゃうってことが、起るんだよ、と。俺の場合、それがたまたまうつだったわけで。それが、会社のせいなのか、それとも俺の人生の重要イベントがたまたま一時期に集中しちゃったからなのかは、わかんないし、わかったところで、今の俺にとって大して良いことはないわけよ。

そんなことよりも、もしあの時、俺が勤めてる会社に、仕事の数も量も種類も全然なくて、それまでやってた仕事を代わりにやってくれる人もいなくて、周りの人に迷惑かかることを覚悟の上で、全てほっぽらかして会社を辞めるか、死ぬか、どっちかしかないような、そんな状況じゃなくて、家族に対して、会社含め周りの人に対して、情けないとか、申し訳ないとか思いながらも、会社を辞めずにしがみつくっていう選択肢があって、正直良かったなあと、今でも、今になって、素直にそう思っていると、そういうことがまあ、言いたいわけですよ。

いや、ほんとは辞めようと思わなかったわけでもないんですよ。でも、たぶん俺がわけわかんなくなっている間、会社の人含め周りの人とか、嫁とか、嫁とか、あと嫁とかがちゃんとしてくれて、結果として会社にしがみつけたわけで。そういう経験というか、ほとんど記憶もないのに経験とは言えないかもしれないけど、うつとかそういう状況になっちゃってるときに、会社辞めるみたいな大事なこと決めちゃ、ほんとダメ。これ、何回も言うけど。どうせ、会社辞めたって、そんな状況じゃ再就職活動なんかできるわけないんだから、「休む!」って言って休んじゃえばいいんだということ。その休むの意味が、有給休暇なのか、欠勤なのか、休職なのか、なんなのかとか、別に今考える必要ねーし。辞めさせられるには、1か月前には通知しなくちゃいけないことに法律上たしかなってた気がするので、少なくとも1か月家で寝ててからでも、遅くないわけだけど、自分で辞めるって言ったらもうそれまでなんだ。

でさ、中小企業は悪くないと言ったけれど、俺みたいな状況になったら、仕事の数も量も種類もないわけだから、結果として辞めさせられざるを得ないわけじゃない。現実問題として。仕事辞めちゃったら、給料ももらえないわけで、無理やり働いたら病気が悪くなるわけで、この部分、中小企業に勤めることの、良くない面のひとつだと、そう思うわけですよ。

これが世界共通の話かというとそういうわけじゃなくて、こないだ聞いた話*1だと、フィンランドでは同業者の労働組合があって、仕事を辞めた時のバックアップが手厚い、と。いや、そんな噂はhamachanブログの中の人の本とかで聞いてはいたけど、ほんとにそうなんだという話を聞いて、日本もそういうの、いるんちゃうの?とか思ったりするわけですよ。セーフティネットとかいうと、政府がやってくれるもんだと思っちゃうけど、フィンランドみたいな同業者の労働組合って、今の法律で十分できるのに、やってないわけでしょ?

じゃあ、やればいいじゃんとか簡単に言うつもりはないけど、学生さんなんかは、今の時点では、あの時のぼくみたいになることとか、家族ができて路頭に迷うわけにはいかなくなったりすることとか、リアルに想像するのはむずかしいだろうし、いざ、中小企業に就職して、そういうのが不安になった時に、フィンランドみたいな組合をつくるとか、まあ政府に何とかしろとか叫ぶのとか、けっこうたいへんなことだろうなあ、などと思ったりして、冒頭のつぶやきがあったりするわけなので、その辺、ご理解いただけたらなんて別に思わないや。寝る。

*1:「PROPS プロトーク 第3回「働き方・生き方・稼ぎ方」」というイベントの当日ログです。