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メディア芸術総合センター構想代案あるいはペガサス級国立漫画喫茶設立について

あれさ、ポッポが「国立の漫画喫茶」なんて素敵な言葉を使わなけりゃ、とっくの昔にポシャってた話だと思うのね。

文化庁 | 文化行政のあらまし | 近似の取組 | メディア芸術の国際的な拠点の整備について(「国立メディア芸術総合センター(仮称)」構想について)

PDF&ダラダラと長い文章でまるで読む気にならないが、おそらくわざとなんだろう。読めば誰でも、こりゃいらない、と思う素敵報告書に仕上がっている。

そもそも、なんで漫画とアニメと映画を「横断的に」「一元的に」扱う施設が望ましいのか全然わからん。アニメ見ながら漫画読みたいとか、それ、引きこもりの部屋に行けばええんちゃうん?あ、いつのまにか「美術館」って言い切ってるやん。これか?これを置きたいのか?いやいやwww普通に現代美術館に置いたらええやん。実際置いてるし。先回りして言っとくけど、村上隆とか置こうとか思っとるんやったら、ほんまに無駄遣いやで。特に意味不明を通り越して不気味ですらあるのは、30分くらいでてけとーに描いた図面をわざわざPDFの最後に添付したこと。コンペやるつもりなら、こんなのは出さないほうがいいに決まってる。それを敢えて付けたのは、官僚自身がポシャればいいのに、という明確な意志を打ち出しているとしか判断できない。

ってなわけで、ほっときゃ廃案になるはずの話が、「国立の漫画喫茶」という、賛否はともかくある程度イメージしやすいコンセプトが与えられることにより、むしろ元気づいてしまった。やるな、ポッポ。効果の有無というのが、アニメなり漫画なりの振興に対してなのか、日本経済に対してなのか、よくわからないままに話を進めたところもナイスだ。論点が明確になったら、すぐ結論が出ちゃう話だからな。

まあ、こんな、作成した官僚本人すら実現する気があるのかないのかわからないような企画に対して、効果うんぬん言うのは時間の無駄なんだよ。賛否を問うのは、もっと具体的な企画を立ててからでなきゃ。あ、長かったけど、ここまで全部前置きね。ただ反対するだけでなく、ちゃんと代案を持って論ずる。さすが俺である。


で、その代案を発表する。さらっと。


実物大ホワイトベースをつくる


じゃじゃーん。これである。実に安易。スーパー安易。しかし、「実物大ホワイトベースをアニメの殿堂とする」この案には、以下のような効果が期待できる。

  • 機動戦士ガンダムという日本を代表するアニメをモチーフとすることで、施設の目的を明確に表現できる。
  • 実物大ガンダムがすでに近傍に実現していることにより、観光資源としての効果が明確に予測可能である。
  • 実物大ガンダムの供用期間が終了した後、これを展示物として収容することにより、廃棄物を減らすことができ地球環境にやさしい。
  • 体感型の施設であることから、「メディア芸術の拠点はネットなどを利用してバーチャルに設けるべきだ」とする意見に、真っ向から反論することができる。
  • 広大な敷地が必要であるが、逆に、すでにメディア芸術の拠点として部分的に機能している秋葉原に立地しない理由が明確となる。大型の施設とする論理的理由が付与される。
  • 戦艦を模した内装は簡素であり、建設費を抑制することができるとともに、テクノスケープ萌えというアニメ、漫画とは別の支持層を獲得することが可能である。
  • ブリッジや格納庫といった大空間から、居住スペースなどの小空間まで多様なスペースを内包するため、展示、上映、収納など多様な目的に対応可能である。
  • 居住スペースの個室にて、漫画を読むなど長時間利用する来場者がいた場合、「国立の漫画喫茶」という批判が再燃しかねないため、当該利用者を係員が、二度なぐるシステムを採用する(これは、必ず二度である)。これにより利用者による長時間の個室占有を防ぐことができる。また利用者の納得性も非常に高いことが脳内調査で判明している。
  • 上記システムにより殴られる以前に、親父に殴られてはいけないと考える利用者が増加することにより、親子関係の改善を軸とした青少年の健全につながることが期待される。
  • テロの対象になりにくい。特に、航空機を利用した自爆テロに対しては、確実に世界中から「坊やだからさ」との非難が集中することが予想されるため、テロリストは自尊心との葛藤で犯行を思いとどまる可能性が高い。
  • 本当はドームをつくってそのなかに隠したい。さらにミノフスキー粒子でかく乱したいが、来場者がたどりつけなくなるおそれがある。
  • ミハルダイビングなどのアトラクションを併設可能。

俺の脳内見積りでは、現行予算の20倍くらいかかりそうだけど、文化庁の企画よりはよっぽどましだと思う。