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少子高齢化じゃない。少子化と高齢化だ。

雑感


少子化という現象と、高齢化という現象は、独立に扱わなきゃおかしいよね、という話。

そう思うのは、選挙が近くなっているからなんだろうけど。

子どもにしても高齢者にしても、政府の予算を使って、何か世話してやらなきゃいけない、という意味で実務をする人が一緒に扱うのは悪くないと思う。役所の「福祉課」みたいなところが。

でも、政治家がこれをまとめて話すというのはおかしい。

なんといっても子どもは選挙権がない。高齢者にはある。

そして、子どもはほっとくとどんどん減る。一方で高齢者はますます増える。どうしようもなく。

多数決によってものごとが決まる世の中において、高齢者は圧倒的に強者であって、子どもは弱者であるという事実は厳然としてあるということ。政治家は、高齢者に対する政策は積極的に打ちたい一方、子どもに対する政策なんか、やりたくないはずなんだ。利害関係上。子どもが選挙権を持つころには、大半の政治家は引退してるか、下手すりゃ死んでるんだから。

そういう立場にある政治家という職業に就く人々にとって、少子高齢化、って言葉は便利だろうなぁ、と思ったわけだ。「少子高齢化問題に取り組んでおります!」と言いながら、高齢化問題にばっかり力入れててもいいわけだもの。