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箱の中からこんにちは

読書


自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 154人 クリック: 3,430回
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「自分の小さな「箱」から脱出する方法」読了。


今のところ、素直に感動しています。ネット上でお勧めしてる人が多いのもうなずける。思い当たることだらけ。


おもしろいのは、感想を書こうと思って、最後のまとめだけを読み返すと、すごく胡散臭いのな。読んでるときはあんなに納得してたのに。まとめてしまうとすごく当たり前のことを青臭く訴えてるように見えちゃう。結論はそうであっても、その内容をビジネスの最前線にいる人にも説得力を持つやり方で説く、という「過程」に、多くのノウハウが詰め込まれている。


というような分析をしちゃうことは、この本にはもったいない。素直に感動したまま、次の自分の行動へと移るべきなんだろう。




今の職場には、私より2つ年上の先輩がいる。


私は大阪から東京に転勤になったばかりなので、仮設材の注文のシステムがよくわからなくて、その先輩に教えてもらっていた。同じ会社でも、こういう部分は地方によって細かい違いがあるものだ。


そこへ、年輩の派遣社員さん(前述の先輩とは別人)がやってきた。おそらく、私が仮設工事のことを何も知らないと思ったんだろう。仮設の「いろは」に近いようなことについて、話し始めた。ありがた迷惑であったが、悪気がないことはわかったので、邪険にはせず、「ああ、そうですよね。そういう時は、○○になりますよね。」というような感じで、「それは知っているよ。」ということが、さりげなくわかるような受け答えをした。


後日、2年上の先輩と、休憩中に話していて、そのときのことが話題に上った。


「あんときさ〜、よく怒らなかったよね。うっとおしいって思ったでしょ?俺だったら『うるせえ!』って、絶対切れてたよ。俺、あんとき、こいつやるな〜、って思ったよ。」


逆に、感心したのは私の方だ。


目の前で行われている会話から、(おそらく)双方の気持ちを正確に読みとっていること。それを次のコミュニケーションに生かしていること。このとき、言われた私はうれしかったのと同時に、正確な観察眼で見られているということに対して、緊張感をおぼえたものだ。


本の内容と直接リンクしているわけではない。けど、そのときなぜ、その先輩のことをすごいと思ったのか、考えながら読んだ。